芳沢あやめ墓碑
芳沢あやめは、五代を数える江戸時代の歌舞伎役者である。初代芳沢あやめは、歌舞伎の女形芸を大成した江戸時代、元禄期の代表的歌舞伎役者である。このたび、本照寺の境内から二代目、三代目、五代目の墓碑が発見された。向かって右側が二代目の、左側が三代目、五代目の墓碑である。当寺は昭和四十三年以前は大阪市の谷町にあった寺院であり、芳沢あやめ家の菩提寺である。江戸時代の歌舞伎役者の墓碑が確認された例はあまりない。今回確認された二基の墓碑は、近世の芸能史を考える上で、大変貴重なものである。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾市教育委員会、2003年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
石板付近(本照寺手前)
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 江戸 |
施設情報 | ①問い合わせ先:072-941-7078(本照寺) ②トイレ:本照寺にあり |
駐車場 | 約15台(本照寺) |
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見どころ | 現場:本照寺境内は、枝垂桜や松など植樹されている。 現場より、東に高安山が迫り(気象レーダー)、西は大阪平野が一望できる。 道中:近鉄「信貴山口」駅から現場までの道中、東側(山側)は高安山、西側は大阪平野、素晴らしい景色が眺望できる |
備考 | 最寄りの史跡など:本照寺(境内に郡川30号墳がある) |
小学校区 | 高安小学校・中学校区 |