平野口地蔵尊とも云う。平野口は顕証寺の門前から北西にある辻で、旧八尾街道にある。寛政年間(1790年代)お逮夜市の日に南町焼けといわれる大火がおこり地蔵堂が焼失したので、現在地に移された。ここは火災のときの火元であったと云われる場所である。花崗岩製。像高30cmの地蔵立像であるが、要望は磨滅し、不鮮明である。【出典:八尾市史紀要第10号『八尾の石仏』(谷野浩著・八尾市教育委員会文化財室1987年)より抜粋】
指定文化財 | 未指定 |
---|---|
時代 | 不明 |
見どころ | すぐ近くには、国登録有形文化財の浅野家住宅や高田家住宅、久宝寺御坊顕証寺などがある。 |
---|---|
小学校区 | 久宝寺小学校区 |