じゃこまめ
10月から11月に、ため池を干して捕れた小鮒やもろこ、小エビなどを丸ごと炭火で焼いて、
大豆と軟らかく煮込んだ保存食。
代表的な中河内の郷土料理の一つで、クセになる味わい。
①大豆2カップをよく水洗いし、前日からたっぷりの水に漬け、充分にふやかしておく。
②大豆が軟らかくなるまで炊く。
③厚手の鍋に濃い口醤油120ccを入れ、煮立ったらもろこ300gを入れる。
一煮立ちした後、②の大豆を入れて煮立てる。
④鍋一面に泡が立ったら、砂糖を入れ、吹きこぼれないように約10分蓋をして煮る。
⑤④に酒300ccを加えて20分煮る。みりん50ccを加え、とろ火で15〜20分煮る。
⑥煮汁が残っているうちに火を止め、すぐにバットにあける。冷めるまで待つ。
[2014/04/02 17:56:23]八尾辰夫
本来は保存食だそうですが、保存食特有の濃い味付けがご飯との相性が抜群です。
柔らかく煮込まれた大豆ともろこと一緒に炊き立てご飯を頬張ると、何杯でも食べれてしまいそうです。