社殿
式内社で当地山畑の産土神である、旧社地は百メートルうえの扇状地の谷口天神山にあったが、明治三十一(一八九八)年現地へ移った。 山畑神社はこの社の末社で春日御子大明神なり。 敷地は東西七メートル 南北一〇メートルあり、この付近から素焼の陶棺が出土、今は東京博物館にある。 境内に力石(一六五キログラム)があり、明治初期にはこの石をもちあげて力くらべを楽しんだ。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1981年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
力石
①この神社の境内には力石、また右手側には末社である、山畑神社と山畑八幡宮(はちまんぐう)がある(【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光・八尾市市長公室 市政情報課・八尾市郷土文化研究会、1999年)を参考】
②力石:一般に村の鎮守の境内とか、集会所の広場などにあって、村の若者たちが、夏の暑さのつれづれに、夕方からここに集まって、この力石を持ち上げ、各々の力だめし、力くらべをした。農村の青年たちの娯楽であり、また体験にも役立った。さし石ともいう。石の重さによって、1石3斗石、1石石、麦石などと称され、大体に各々その重さが定まっていた。また差し上げ方も、肩上げ、両ざしなどとあげ方を規定しているのがならわしであった。山本コミセン前にも保存されている。【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光・八尾市市長公室 市政情報課・八尾市郷土文化研究会、1999年)より抜粋】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 明治(伝) |
施設情報 | ①トイレ:有 |
見どころ | ①道中:標識:道中に有。 ②佐麻多度神社へ行く道中、服部川八幡宮・大池を越えてすぐ左折(北東)すると、山側に日蓮宗「船栄寺」がある。 |
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備考 | ①八尾市指定 保全樹林 指定番号 17 くすのき ②最寄りの史跡など:俊徳丸鏡塚、来迎寺 等 ③例祭:10月10日(秋祭) |
小学校区 | 高安小学校・中学校区 |