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たかやすじょうあと
高安城跡

歴史遺産

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石板現場
石板現場

西暦六六七年天智天皇が対馬国金田城、讃岐国屋島城とともに築造された古代の山城、白村江の戦後、百済領に進出した唐の勢力の侵攻に備えたもの、 当時畿内の田の税である籾と塩を倉庫に貯蔵した、城域は高安山から信貴山にかけての山地に広がる。 大阪府側の急ながけは自然の防塁、高安山頂は高安烽跡、奈良県側の緩傾斜地には「高安城を探る会」によって昭和五十三年四月倉庫跡の礎石群が発見されている【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1981年)】

*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。

高安山気象レーダー
高安山気象レーダー

石板
石板

道中 生駒縦断歩道
道中 生駒縦断歩道

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指定文化財未指定
時代飛鳥
関連する文化財など高安山古墳群(武器庫)、高安出城址(信貴山城出城址)、高安山火葬墓群出土地、高安城倉庫址礎石群
見どころ①高安山(大阪)気象レーダー:昭和43年に建設され、正式には大阪管区気象台観測課高安山レーダーといわれている。観測は、普通1日8回(3時間おき)で、南は四国の室戸岬のはるか洋上、西は広島、北は若狭湾北方海上、東は富士山麓と半径約300㎞の範囲にわたり測定されている。特に室戸岬のレーダーとの連けいにより、紀伊水道に入る台風は完全に把握でき、瀬戸内海を縦断する台風も広島レーダーとの関連により十分な観測ができる。現在新型レーダーに取りかえられ、より一層観測予報に威力を発揮している。【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光・八尾市市長公室 市政情報課・八尾市郷土文化研究会、1999年)】 
②近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅前に「高安山の史跡案内」がある」
高安山史蹟案内碑:高安山から信貴山への山道は緑の中のハイキングコースとして人気がある。一方、ここは、史跡も多く、史跡を見ながらハイキングをしてほしいと願って、昭和60年6月、この史蹟案内図ができた。碑面は三部からなる。左から高安出城、高安城倉庫址礎石群、信貴山城である。この順に歩くと、ハイキングと歴史散歩を楽しみながら自然と信貴山朝護孫子寺へ行けることになる。【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光・八尾市市長公室 市政情報課・八尾市郷土文化研究会、1999年)】  
③現場:極めて見晴らしよく、西は大阪平野が一望、東は平群・大和飛鳥の土地もよく見晴らせる。石板は、気象レーダーの北側フェンスそばにある。  
④道中:近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅のすぐ北側に生駒縦断歩道がある。山深い森林に囲まれた歩道。「いのぶたに注意」の警告が数か所ある。近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅前の自販機以外は皆無。  
⑤生駒縦断歩道に標識あり。
⑥高安城跡から生駒縦断歩道を10分ほど生駒方面に歩き脇道を上がると、名は不明だが「…永大明神」他が祀られている境内がある
備考①最寄りの史跡など:高安山史蹟案内碑、高安山古墳群(武器庫)、高安出城址(信貴山城出城址)、高安山火葬墓群出土地 等
小学校区高安小学校・中学校区
所在地八尾市服部川956-2(高安山気象レーダー観測所北側)
交通ルート近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅から徒歩約10分
最寄駅近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅
電話番号
FAX番号
HPアドレス

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