垣内共同墓地
垣内、教興寺、黒谷、郡川、服部川、山畑地区の共同墓地で、行基のつくった河内七墓の一つである。戦国時代末期の小五輪塔や、江戸時代前期の年号をもつ名号板碑などが多く残っている。墓域の東側の高台には、高さ二メートルを越える大きな五輪塔が建立されている。空・風・地輪は後世のものであるが、火輪は軒反りも力強く鎌倉様式で、水輪も大きく重厚なものである。全体的にもつりあいがよく、整然とした五輪塔で、市内でも代表的な石塔といえる。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾市教育委員会、甲斐房之助 書)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
江戸時代の年号が刻まれた板碑(いたひ)や供養仏も多くあります。市内で一基しかない地蔵(じぞう)板碑や、板碑形式では珍しい五大種子(ごだいしゅじ)の板碑等があります【出典:『八尾市文化財情報システム』を参考】
五輪塔
石板
道標
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 鎌倉 |
関連する文化財など | 五輪塔 |
施設情報 | ①レンタサイクル:近鉄「高安」駅にあり ②トイレ:あり |
見どころ | ①現場:東方に緑美しい高安山を望む ②道中:東高野街道石板(垣内村一里塚)から脇道を東南に進んだところに道標有。垣内公園と隣接(垣内公園内にもトイレあり) |
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備考 | 最寄りの史跡など:善光寺、教興寺、大通寺 等 |
小学校区 | 南高安小学校区 |