正門
本堂
当寺の開基は不明であるが、南北朝の時代(14世紀中頃~末)には阿彌陀如来を本尊とする念仏聖の道場となっていたようである。元文年間(1532~54年)に観音菩薩の篤信者持兵衛なる者の寄進による十一面観世音菩薩は霊験あらたかで往昔より近在の人々の崇拝を集め、俗に川辺観音と呼ばれている。1689年(元禄2年)念誉上人により旧本堂が再建され、その後、融通念仏宗、平野の大念仏寺の末寺となり、現在に至っている。【『蓮台山 常楽寺』より抜粋】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
関連する文化財など | ― |
見どころ | 道中:東側(山側)は高安山、西側は大阪平野、素晴らしい景色が眺望できる。近鉄「信貴山口」駅から線路沿いの狭い道を通り、住宅地を西に下がると、右手に山門が見える。 |
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備考 | ①河内西国巡礼三十三か所:二五番 ②最寄りの史跡など:常楽寺、神宮寺、楠稲荷大明神、天王社、薬王禅寺、権現社 等 ③霊験あらたかな十一面観世音菩薩がある。 ④現在の本堂は1925年(大正13年)に再建されている。本堂には十一面観世音菩薩、釈迦牟尼世尊、文殊普賢菩薩などが祀られている。 |
小学校区 | 高安小学校・中学校区 |