本堂
この地は恩智字向谷といい、本寺裏山の通稱垣内山のすぐ裏手の山裾から大正十年(一九二一)風雨のため山崩れが生じその赤土露出部より流水紋銅鐸が発見された。流水紋様は弥生時代前期から中期にかけて近畿を中心に流行した流水紋土器に見られ、この鐸もその影響を受け作られたものであろう。 銅鐸は現在東京博物館にありその拓本が当寺にある。安養寺は浄土宗で本尊は阿弥陀如来である。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1980年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
銅鐸出土地
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
関連する文化財など | 垣内山 流水紋銅鐸、都塚山 袈裟襷紋銅鐸(府指定文化財) |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「恩智」駅にあり |
見どころ | ①現場:現場から西方は大阪平野が一望でき、東は高安山山頂が迫り、緑に囲まれた素晴らしい景色である。 ②道中:恩智神社参道入口を少し上がった左に安養寺道標有。近くに「八尾市立大畑山青少年野外活動センター アクトランドYAO」がある。恩智神社参道入口の鳥居を少し上がり、安養寺道標を左折し1~2分にある。 |
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備考 | ①最寄りの史跡など:銅鐸出土地、恩智神社、感応院、恩智城址、恩智左近墓、シュミイ地蔵、恩智遺跡 等 |
小学校区 | 南高安小学校区 |