釈迦寺山碑
ここは釈迦寺と称する寺址で最近までは高さ一メートル周囲六メートル四方の土壇に現存する石碑と五輪塔が祀られてあった。亀井の古刹真観寺文書によれば畠山昭高の創建とあるが、文永五年(一二六八)八月大和西大寺の叡尊上人が同寺の末寺であった千光寺の釈迦堂にて十重禁戒を講じ、六百五十人に菩薩戒を授けたことからその遺址とも考えられる。附近から鎌倉・室町時代の古瓦片が出土する。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾市教育委員会、1987年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
案内板
真観寺の東北、おおよそ300mにある。白髭大神、釈迦丸大神の碑がある。古くは大きな榎木が繁り、周囲には朱を塗った玉垣がめぐらされてあった、一説には戦国時代畠山昭高建立の釈迦寺の跡と伝わる。【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光著・八尾市市長公室市政情報課・八尾市郷土文化研究会1998年)より抜粋】
指定文化財 | 未指定 |
---|---|
時代 | 鎌倉 |
小学校区 | 亀井小学校区 |
---|