本文へジャンプ

こんぴらとうろう
金毘羅灯籠

歴史遺産

前のページへ戻る

灯籠
灯籠

常夜灯として夜道の安全を守り、人々に親しまれてきた灯籠です。かつては、植松村の東口にあったものといわれ、のちに奈良街道沿いの仲之町(現在の植松6丁目)にあったものを移設しました。灯籠の一番上の笠の部分は櫓形をしており、灯りをともす火袋の台になる中台には「金毘羅大権現」、柱の部分の竿には「常夜灯」、「寛政十一年己未歳十月吉日」、「発起人 絹屋佐兵衛」の文字があります。この灯籠が、寛政11年(1799)に、金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)に参拝した記念に建てられたことがわかりなす。江戸時代は、自由に旅に出ることができませんでしたが、寺社の参拝なら許され、金毘羅参りや伊勢神宮へのおかげ参りが盛んに行われました。江戸時代の人々の信仰を考える上でも、貴重な文化財です。出典:【『ステンレス製説明板』(旧植田家庭・灯籠横)】

*説明には一部現状と異なる場合があります。

八尾でも伊勢参りや金毘羅参りが盛んで、伊勢神宮に参拝した記念のおかげ灯籠が大窪に、金毘羅宮に参拝した記念の灯籠が植松、老原、本町、東本町、久宝寺などに残っています。八尾は金毘羅灯籠が多いですが、大坂からの出発地は淀屋橋だったので行きやすかったのかも知れません。【出典:『八尾市市政だより 八尾歴史物語』( 三巻~古代の交通 下~39ページ)】より抜粋

このページのトップへ

指定文化財未指定
時代江戸
関連する文化財など奈良街道
施設情報①レンタルサイクル:JR「八尾」駅にあり  ②トイレ:あり  ③パンフ・印刷物:あり
小学校区永畑小学校区
所在地八尾市植松町1丁目1-25(安中新田会所跡旧植田家住宅内)
交通ルートJR「八尾」駅から徒歩約3分(南東へ190メートル)
最寄駅JR「八尾」駅
電話番号072-992-5311
FAX番号
HPアドレス

このページのトップへ