石板
八尾御坊(大信寺)と久宝寺御坊(顕証寺)との間につづいた露店市である、現在は交通事情のため、八尾御坊の境内、御坊前の道路上に露店商が店をならべ、苗物、農工具、古着、荒物、雑貨品などを売り買物客でにぎわっている。 むかしは大和方面からも買物に来たという。 お逮夜の起源は明らかでないが、毎月二十七日は宗祖親鸞聖人の逮夜日にあたり、その法要に参拝する人々を目当てに開かれたのでこの名がある。 十一日にも開かれているがこの起源は明らかでない。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾市郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1983年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
①市では衣類・食料品をはじめ生活用品はいうまでもなく苗物、大工道具、農機具、古着、荒物、雑貨品など何でもそろいました。 現在では交通事情等のため規模が縮小され、八尾御坊近辺にその面影をとどめています。【出典:『八尾市文化財情報システム』より抜粋】
②毎月十一日と二十七日に八尾御坊(大信寺)付近一帯で開かれる露天市を、地元の人は「お逮夜市」と呼んでいます。 古くは、久宝寺御坊から八尾御坊に至る沿道いっぱいに、様々な物資を商う露天が立ち並び、河内一円はおろか大和方面からの買い物客で賑わう名物市でした。 お逮夜市の由来は定かではありませんが、二十七日は浄土真宗の宗祖親鸞聖人の逮夜(仏教語で命日の前後)にあたり、この日、八尾・久宝寺の両御坊で行なわれる法要に集まる参詣客目当てに開かれた市がその名の起こりだといわれています。また、十一日については、顕証寺の初代住職実順の命日(三月十一日)と関係しているとの説や、親鸞聖人直弟子で同寺開基の信願房法心の逮夜であるなど諸説があるようです。かつては、〝ここで揃わない物はない〟と言われるほど賑わったお逮夜市の伝統を現在では、八尾御坊周辺(主にファミリーロード商店街)でその名を残し開かれています。 【出典:『お逮夜市』(大信寺近辺の壁にある説明板)】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
関連する文化財など | 大信寺・顕証寺 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「八尾」駅にあり |
駐車場 | 現場 約5台(大信寺内) |
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見どころ | 商店街隣接のため、多種多様の商店が並んでいる |
小学校区 | 八尾小学校区 |
所在地 | 八尾市本町4丁目2-48 |
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交通ルート | 近鉄「八尾」駅から徒歩約10分 (八尾商店街、ファミリーロードのアーケードから少し入った所にお寺がある) |
最寄駅 | 近鉄「八尾」駅 |
電話番号 | 072-994-7951 |
FAX番号 | |
HPアドレス |