石板
「続日本紀」によると神護景雲三年十月、龍華寺に 参詣された稱徳天皇が、ここで市を開いてその有様を遊覧され、またその際、綿と塩を施入されたとある。桓武天皇も、若江郡の一町六段を燈明料として寄進されたことが「類聚国史」に伝えられている。このように龍華寺は、律令時代の官寺として河内平野に甍をそびえたたせていた。鎌倉時代になると龍華寺は、河内源氏ゆかりの通法寺末として名をとどめていたが、やがて歴史から姿を消していった。現在、龍華寺の大門唐居敷が安中小学校西南十米の地中にねむっている。 【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾市教育委員会、甲斐房之助 書】
*説明には一部現状と異なる場合があります。
龍華寺跡碑
安中小学校の中庭に「龍華寺跡」の石碑がある。校舎改築の際に石柱の周りも整備されたそうである。
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 奈良 |
施設情報 | レンタルサイクル:JR「八尾」駅にあり |
見どころ | JR「八尾」駅に向かって多数の商店が並ぶ |
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備考 | 見学は学校の了承を得る必要があります。 |
小学校区 | 安中小学校区 |