説明板
「信貴橋 文化十三子正月 石細工 服部川 小右エ門」
江戸時代後期、文化13年(1816年)に造られた石橋の「主(しゅ)げた」の部材です。銘文に「信貴橋」と記されていることから、江戸時代から信貴山への参詣道である信貴道(しぎみち)にあった橋と考えられます。ここから南200mの位置に、現在、恩智川に架かる「信貴之橋」があることから、この付近に架けられていた石橋の可能性があります。
またこの石材には、石工(いしく)の名前が記されていることから、当寺、服部川村に石工職人がいたことがわかります。
信貴橋の石材は、市内に残された数少ない石橋の歴史を知る資料として、貴重な文化財です。
【出典:『ステンレス製説明板』(八尾市教育委員会、2010年)】
*説明には一部現状と異なる場合があります。
下の方にある物が信貴橋の石材
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 江戸 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「高安」駅にあり |
見どころ | 現場にはベンチが設置されてある |
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小学校区 | 高安西小学校区 |