本堂
むかし、この付近には矢無田村があったので、その名が残っている。
花崗岩製。高さ一〇四センチメートル、巾五十二センチメートルの舟形光背をつくり、像高七十六センチメートル、巾二十六センチメートル、厚さ八センチメートルの地蔵立像を陽刻している。
肩の線から上は折損しているので別石で後補している。
右手の錫杖の欠損している先は蓮華花となっている。
地蔵と観音の両方のご利益を願ったかどうかは分からない。
伝承によれば、この石仏は大阪城構築のときの積残し石に仏像が彫られていたので持ち帰り祀ったといわれるものである。
【出典:『八尾の石仏』八尾市教育委員会、谷野浩 1987年】
石仏
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「高安」駅前にあり |
小学校区 | 南山本小学校区 |
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