灯籠
宝永元年(一七〇四)大和川が付替えられたが、それまでは玉串川と長瀬川はもとの「大和川」であった。二俣で分流したこの川は、山本を通り、稲葉(東大阪市)で吉田川、菱江川に分かれ、吉田川は深野池、新開地に入り、再び菱江川と合流、森河内に至り長瀬川と合流し、大阪城付近で淀川へそそぐ。 大和川付け替え後は、多くの新田が生まれたが、そのうち「山本新田」は、宝永二年和泉の人で山中庄兵衛、本山重英により開墾された。いま山本八幡宮の境内東側、玉串川ぞいにある一対の燈篭にその銘がある。【出典『史跡の道・説明石板』八尾市・八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1983年】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
山本辻地蔵
指定文化財 | 未指定 |
---|---|
時代 | 江戸 |
関連する文化財など | 燈篭 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「河内山本」駅にあり |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
---|---|
見どころ | ①川沿いには桜並木があり、川には鯉や鴨がおよいでいる。古い木造家屋、も残っている。 ②川沿いには「今東光和尚と天台院」 「河内音頭について」 「玉串川の桜並木」 「ニッポンバラタナゴについて」 「山本新田について」の説明板がある |
備考 | ①最寄りの史跡など:山本新田住友会所跡・山本小学校(河内第41番小学校)創設の地碑、山本辻地蔵 住吉神社 ②山中庄兵衛、本山重英両人の銘入り燈篭は山本八幡宮大鳥居横に有る。本殿正面左右一対の燈篭はこれに遅れること享保十八年 施主住友となつている。 ③八幡宮社務所にて交通安全、厄除け、開運、安産、の祈願受付有。 ④毎年恒例の正月十五日の「大とんど」は近年では近隣住民への配慮のため、中止されている。 |
小学校区 | 西山本小学校区 |