玄関
紫雲山天台院といい、天台宗延暦寺末で、開基は南朝の勤王僧文観上人と伝えられる。 上人は南朝二代に仕え、正平一二年(一三五七)天野山金剛寺で八〇歳で入寂したという。 播磨国一乗寺で天台教学を修め、さらに真言律宗を北条寺で学び、壮年四天王寺に遊び、このとき河内に小庵を結んだと古記録にあるのがこの天台院であろう。 今東光和尚が特命住職となったのは昭和二六年、作家として、政治家として二四年間もこの地を愛し河内を舞台に数々の名作を生み、一躍世の脚光を浴びたが、昭和五二年没、墓は東京上野東叡山寛永寺にある。【出典『史跡の道・説明石板』八尾市・八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1983年】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
今東光文学碑
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 室町(伝) |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「河内山本」駅にあり |
見どころ | ①現場:今東光著『東光太平記』の大きな書き出し碑文が境内にある ②近くの玉串川の川岸には色々な説明板がある |
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備考 | 今東光と知恵の水、当寺東側に普照山延壽寺,八阪神社が有る。当寺境内には 北西かどに祭られる地蔵尊と本堂正面の水子地蔵の2体がある |
小学校区 | 西山本小学校区 |