石板
十三街道は大阪玉造から十三峠までの道で大阪から竜田、奈良へ通う道として、また、山腹にある水呑地蔵さんへの参詣道として多くの人達に利用された重要な街道であった。ここにある道標はもと桂解放会館の東側あったもので、もとの場所は会館前で道が二回曲っていたため、二本の道標で、道案内をしていたが、道路整備の際にここに移されてきたものである。この道標は建立者の父の五十回忌の供養に建てられたもので、供養塔と、記されたものとしては市内で唯一の貴重なものである。【出典『史跡の道・説明石板』八尾市・八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1984年】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
十三街道沿いの道標
大和最古の街道 太子道(筋違道)と並ぶ奈良に至る主要道である。 十三街道は玉祖街道とも呼ばれ竜田道と合流するところから 明治以降は俊徳街道と呼称される。また、奈良まで最短の暗越奈良街道とは難波で起点(生野区足代北)を同じくしている。竜田道は四天王寺建立時聖徳太子が通った道であり、聖武天皇の難波行幸の道である。恩智川に架橋されていた「福栄橋」は山本町北第二公園内に移設されている。【『大阪伝承地誌集成』三善貞司編著、『大阪府の歴史散歩・下』大阪府歴史散歩編集委員会編】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
関連する文化財など | 道標 |
施設情報 | レンタサイクル:近鉄「八尾」駅にあり |
見どころ | 付近に八尾市立埋蔵文化財調査センターがある |
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小学校区 | 桂小学校区 |