一号墳(復元)
この古墳は、周囲に幅約五米の濠(ほり)を巡らした一辺約二十七米の方墳で、昭和五十八年の発掘調査で発見された。古墳は鎌倉時代に削られたようであるが、墳丘(ふんきゅう)の裾や濠から多くの埴輪(はにわ)が出土し、四世紀末頃造られた河内最古の古墳の一つであることが判明した。出土した埴輪(はにわ)のうち、矢を入れる武具をかたどった靫形埴輪(ゆぎがたはにわ)は高さ一四〇糎(180cm)とこれまでに見つかったものの中では最大で、美しい紋様で飾られており、府指定有形文化財(考古資料)に指定されている。【出典『史跡の道・説明石板』八尾市教育委員会・大阪府教育委員会、1994年】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
展示発掘品
河内で発掘された方墳では最大級で大阪府立八尾北高校敷地内にある。物部氏一族の古墳でないかと考えられている【八尾北高校内説明板 参考】
指定文化財 | 府指定文化財 |
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時代 | 弥生 |
関連する文化財など | 靫型埴輪(府指定)各種埴輪 土器類 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「八尾」駅 |
見どころ | 校内の駐車場用地を活用して、生徒が河内木綿を五年にわたって栽培している。ニッポンバラタナゴの校内養殖で2009年全国学校ビオトープコンクールの銀賞をとっている |
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備考 | ①最寄りの史跡など:西隣りの高塚地蔵 ②大阪府立八尾北高校内正面西側に、原寸大で方形古墳を再現してある。前面をコンクリート庭園に、後面を あるがままの三段土塁を芝で覆ってある。 発掘品の一部は資料館(福祉実習棟)の六小間に展示中、石板以外の史跡は全て学校内に保存されている為外部からの見学は不可だが、学校への事前申し込みにより許可される。 学校は歴史教育に熱心であり遺跡の一般公開にも積極的である。 |
小学校区 | 長池小学校区 |
所在地 | 八尾市萱振町7丁目(八尾北高校) |
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交通ルート | 近鉄「八尾」駅から徒歩約30分/近鉄バス「八尾北高校前」 |
最寄駅 | 近鉄「八尾」駅/近鉄バス「八尾北高校前」 |
電話番号 | 072-998-2100 |
FAX番号 | |
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