発掘品
萱振遺跡は、楠根(くすね)川右岸に位置する古墳時代を中心とする集落遺跡である。府営住宅建替時の発掘調査では、四世紀の井戸から、吉備(きび)や山陰四国地方より持ち運ばれてきた土器が多数出土した。また、三~四世紀の方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)や六世紀の古墳などが検出されており、弥生時代の土器棺(どきかん)や飛鳥時代の土馬なども出土している。昭和六〇年に実施した八尾中学校体育館敷地の発掘調査では、古墳時代の溝跡から、布留式(ふるしき)土器と呼ばれる四世紀の土器が出土している。【出典『史跡の道・説明石板』八尾市教育委員会、1994年】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
環濠
昭和57年の八尾中学校建設に伴って、発掘調査された。
指定文化財 | 未指定 |
---|---|
時代 | 弥生 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「八尾」駅にあり |
備考 | 見学の時は学校の承諾をえる必要があります。 |
---|---|
小学校区 | 長池小学校区 |