説明板
御野縣主神社の境内には、社殿の西側に長さ63mにわたって、旧大和川の堤防跡が残っています。 江戸時代、宝永(ほうえい)元年(1704年)の付け替え前の大和川の川筋は、二俣付近で、二つに分かれており、その分流の一つが現在の玉串川です。 現在の玉串川の川幅は、神社の西側付近で5m位ですが、付け替え前の川幅は200m近くもありました。この堤防跡は旧玉串川筋の東側の堤防の跡になります。江戸時代の初めには、川底がまわりの土地より高い天井川(てんじょうがわ)となり、たびたび堤防が切れて、洪水の被害をもたらすようになっていました。このため今米村(いまごめむら)(現東大阪市)の庄屋、中甚兵衛(なかじんべえ)らの尽力により宝永元年に付け替えが行われ、現在の川筋となりました。御野縣主神社の境内に残る旧大和川の堤防跡は、付け替え前の大和川の様子をしのぶ貴重な史跡になっています。また、堤防跡の南東側には、上水道の整備が行われる以前に、天井川となった玉串川の湧き水を簡易水道(かんいすいどう)として利用するため、上之島の人々が設けた親井戸(おやいど)の跡も残っています。【出典:『ステンレス製説明板』(八尾市教育委員会 2004年)】
*説明には一部現状と異なる場合があります。
旧大和川井戸
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 江戸 |
関連する文化財など | 上之島用水親井戸跡 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「河内山本駅」前 |
小学校区 | 山本小学校区 |
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所在地 | 御野縣主神社境内(八尾市東山本町5丁目) |
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交通ルート | 近鉄「河内山本」駅から徒歩約15分/近鉄バス「山本小学校前」から徒歩約3分 |
最寄駅 | 近鉄「河内山本」駅/近鉄バス「山本小学校前」 |
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