祠
阿弥陀如来
大阪府立山本高校のテニス場の東側の道路に面して別石二尊仏が祀られている。高さ八十五センチメートル、下巾六十六センチメートル、厚さ三十センチメートルの同じ大きさの石材を、夫々三角形につくり、その表面に像高五十八センチメートルの如来坐像が陽刻されている。向かって左は法界定印阿弥陀仏、右は薬師如来である。石材は凝灰岩で二つの石仏は同じ石大工により造立されたものであろう。やや磨滅しているが磨崖仏を切りとったようで、丸味があり体部の肉づけもよく重圧さがうかがえる。鎌倉時代末期ごろの造立ではなかろうか。この付近は昔竹籔が多く、耕地整理したとき偶然に発見されたもので、初めは近くの臨済宗妙心寺末の中正寺門脇に安置されていたが、七年前地蔵の所有地であった現在地に移されたものである。諸事祈願を成就してもらえる石仏として附近の信仰は厚い。【出典:『八尾の石仏』(谷野浩・八尾市教育委員会編集発行1987年)】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
施設情報 | レンタルサイクル:近鉄「河内山本」駅にあり |
小学校区 | 山本小学校区 |
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所在地 | 八尾市上之島町南一丁目 (大阪府立山本高校の旧テニス場東側) |
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交通ルート | 近鉄「河内山本」駅から徒歩約20分/近鉄バス「山本小学校前」から徒歩約3分 |
最寄駅 | 近鉄「河内山本」駅/近鉄バス「山本小学校前」 |
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