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かしむらいなりじんじゃ
柏村稲荷神社

歴史遺産

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鳥居
鳥居

柏村稲荷神社由来:古来この辺りは旧大和川が流れていたが、たび重なる洪水により附近の人々は大へんな災害を蒙るので当時川筋に当る今米の庄屋中甚兵衛親子二代が五十年間幕府に訴えつづけ、遂に許可を得て現在の大和川に付替えられたのが、宝永元年(一七〇四)で二八一年前のことである。そこで旧川の川床や沼地を三年がかりで開墾し24町歩余りの新田とされたのが大田村の柏原仁兵衛芳次で爾耒同氏を偲び柏村新田と称えられる。起工を決意した仁兵衛は直に伏見稲荷神社に詣で御分霊を勧請してこの地に奉祀された。工事の完工は勿論、住民の家内安全、五穀豊穣を祈願され別名白姫神社とも称されるが、祭神は倉稲魂神と申し柏村の鎮守社として崇敬されている。【出典:説明石板』(柏村稲荷神社世話人、1985年)】

境内
境内

柏村新田:玉串川すなわち旧大和川の川床地で、宝永1年(1704)大和川付替え後、太田の柏原仁兵衛の開墾した所で、苗字の1字をとって柏村新田と称した。総反別20町4反9畝あった。鎮守稲荷神社がその名残りを残している。神社の北側に柏村新田会跡がありその長屋門が残っていたが、今は民家に改造されてほとんど原形をとどめない。【出典:『八尾の史跡』(棚橋利光・八尾市市長公室 市政情報課・八尾市郷土文化研究会、1999年)より抜粋】

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指定文化財未指定
時代江戸(伝)
施設情報①問い合わせ先:072-943-7059(恩智神社)  ②レンタルサイクル:近鉄「高安」駅にあり
見どころ①現場:神社奥(東)に大木クスノキが、参道傍にはイチョウが整然と植林されている。
②道中:道中の玉串川沿道の桜並木は、春に花見客で賑わう。道中の玉串川は、鯉が遊泳し、たまには白鷺・カルガモ・高安山からの野鳥が見られる。
小学校区刑部小学校区
所在地八尾市柏村町4丁目107
交通ルート近鉄「高安」駅から徒歩約10分(近鉄「高安」駅西方の玉串川を南へ、金光中・高等学校を越えたあたりの脇道を東へすぐ
最寄駅近鉄「高安」駅
電話番号072-943-7059
FAX番号
HPアドレス

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