鳥居
弓削氏の祖神である天日鷲翔矢命と物部氏の祖神の彌加布都神、
比古佐自布都神の二座をまつる延喜式内社で、河内国でも枚岡、恩智社に次ぐ三指に数えられた大社であった。弓削氏は河内国若江郡弓削郷を本貫とする豪族で、弓矢などの武器の製作にたずさわる弓削部を率いた伴造であった。この一族から物部守屋や孝謙女帝に仕え、その信任を得た弓削道鏡を輩出した。「続日本紀」の伝える女帝ゆかりの西の京址や弓削寺址も附近にあり、歴史的に由緒深い地域である。なお本社殿は、もと東方三百メートルの小字・古宮にあったといわれている。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1984年)】
*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。
社殿
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
関連する文化財など | 西の京址・弓削寺址 |
施設情報 | ①問い合わせ先:072-949-1623(弓削神社) ②レンタルサイクル:JR「志紀」駅にあり |
備考 | ①祭神:饒速日命、宇麻志摩治命、天照大神、彌加布都命、比古佐自彦命、高魂命、天日鷲翔矢命、菅原道真(東弓削) ②八尾市指定保全樹林 指定番号27-1・2えのき、27-3・4いちょう ③最寄りの史跡など:二俣、弓削神社(弓削町)、浄土真宗本願寺派「西照寺」 等 ④弓削は道鏡の出身地 |
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小学校区 | 曙川東小学校区 |