久宝寺御坊(顕証寺)前の地蔵堂内にある。総高41cm舟形光背に高さ14cmの蓮華座を彫り出し、その上に立つ像高22cmの地蔵二尊仏で、双体道祖神を想わせる像容である。像の左に“をきのくに あごなし地蔵”と陰刻されている。あごなし地蔵は隠岐島の小野篁作といわれる地蔵が本家である。口の中が荒れたり、虫歯で痛んだ時に祈願すればなおしてくれる地蔵である。地方によっては、全快すれば「お名前をひろめます」と約束し、板に「隠岐国あごなし地蔵菩薩口中一切願成就業年男」と書いて四辻に建てるところもある。【出典:八尾市史紀要第10号『八尾の石仏』(谷野浩著・八尾市教育委員会文化財室1987年)より抜粋】
指定文化財 | 未指定 |
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時代 | 不明 |
見どころ | すぐ近くには、八尾市まちなみセンター(寺内町ふれあい館)、念佛寺などがある。 |
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小学校区 | 久宝寺小学校区 |