近畿圏内では
生産量ナンバー1を誇る
八尾えだまめ。
「大阪産」の指定も受けた名物食材です。
一大消費地である大阪市内(〜府下各地)へ当日出荷が可能という、
地の利を活かした
鮮度抜群のため、甘みと旨みがたっぷり。
旨み成分のアミノ酸も甘みの糖分も、何と収穫後2日間で半減してしまう。
小規模生産のため、一軒一軒の農家さんたちが、熟成具合をしっかり見極め、
実がぷっくり、さやの中でパンパンに張りがある状態で出荷。夜明け前、
糖分が消費されてしまう前に収穫するのも重要なポイントだ。
また、ハウスものは5月下旬から、露地ものは6月下旬から8月中旬までがシーズンで、
夏いっぱい楽しめる。
栄養面でも、植物性タンパク質の塊で、ビタミンA、ビタミンB1&B2、ビタミンC、
カルシウム、アミノ酸、食物繊維たっぷり。
しかもノンコレステロールと、ヘルシーそのもの。
アルコールを分解する働きもあり、なるほど夏のビールのアテに最適。
どうりで美味しく感じるはずです。
食べ方はやはり、塩茹でが一番で、鮮度のいいものは自然にさやが口を開けるほど。
茹で上がりは見事に丸みと艶があり、茹でる途中で独特の青い香りが満ちてきます。
あーたまらん。
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◎美味しい茹で方
さやに産毛がびっしりあるものを選ぶ。
新鮮で栄養も多く、旨みが強い。
産毛を取るよう軽くこすりながら水で洗い、塩もみしておく。
フライパンな ど浅めの蓋つき鍋で蒸し茹でする。
にえだまめを入れ、ひたひたになるかならないかの水を入れる。
蓋をして強火で茹でる。
沸騰してから2〜 3分(茹ですぎに注意)。
ザルに上 げて湯切りしたら、うちわなどで手早 く冷ます。
流水にさらすと味が水っぽくなってしまうので×。 |