本文へジャンプ

神社・仏閣

五十音順に並べ替える

時代で絞り込む:

【12件中 1~5を表示しています。全3ページ】 1 2 3 次ページへ

やすなかしんでんかいしょあときゅううえだけじゅうたく
安中新田会所跡旧植田家住宅

旧植田家住宅は江戸時代の大和川付け替えにより造られた安中新田の会所跡を継承した歴史的に貴重な建物です。
 建物と安中新田会所跡を一般公開し、併設した展示室では旧植田家所蔵の古文書や絵画、民具なども展示しています。

桃林堂板倉家住宅

とうりんどう いたくらけじゅうたく
桃林堂 板倉家住宅

平成11年7月に国登録有形文化財になりました。市内で最も古い民家の一つです。代々、河内木綿の問屋を営んだ旧家で、大正期に現在の板倉家が移住し、当屋敷で菓子業を始めて、今日に至っています。大阪や奈良にかつて分布していた大和棟の間口9間半、奥行4間の大型の民家で、切妻造の茅葺屋根に、庇は本瓦葺です。道路に面する建物の外観は、江戸時代(18世紀前半)の町家の景観を残す貴重な建物です。 【出典:『ステンレス製説明板』(八尾市教育委員会)】
[国指定文化財:平成11年7月指定]

*説明には一部現状と異なる場合があります。

けんしょうじ くり
顕証寺 庫裏

庫裏は、建物規模が桁行(けたゆき)8間半、梁行(はりゆき)7間で、建物構造が切妻(きりづま)造・本瓦葺です。
 建立年代は、大棟(おおむね)の獅子口(ししぐち:屋根のもっとも高い位置にある棟飾り)に「宝永三稔丙戌八月十一日」の箆書きがあったことから、宝永三年(1706)に建てられことが判明し、地震で倒壊したため正徳六年(1716年)に再建された本堂よりも古いことがわかりました。
庫裏は、寺務を行う場ですが、住居としての機能も含むことから改造を受けやすく、宝永年間まで遡る庫裏はわずかです。
享和元年(1801)刊行の「河内名所図会」に描かれた顕証寺には、本堂とその背後に庫裏、外郭施設である表門、築地塀、長屋、長屋門、渡廊があり、現在でも同じ位置に見ることができます。本堂の再建に先立って庫裏が完成しており、顕証寺に残る建築物では、最も古いものです。
[八尾市指定文化財:平成20年12月24日指定]

けんしょうじ ながやもん・ふぞくにしながや、ひがしながや、わたろう
顕証寺 長屋門・附属西長、東長屋、渡廊

顕証寺は、本願寺の蓮如上人の子息や一門が、各地に布教の拠点とした御坊格寺院(ごぼうかくじいん)のなかでも中核寺院です。東面する本堂の正面に表門と築地塀があり、北側は、現在通用口となる長屋門と築地を兼用する「西長屋」があり、本堂と「東長屋」をつなぐ「渡廊」があります。
 改造や補修が加えられている部分があるものの、江戸時代中期の建造物として、当初の材や構造が残っており、平成18年度から修理整備事業を行いました。
 本堂で行われる公的な法会等で使用されるのに対し、日常的に使用された部分で、東長屋の一部には、カマドのある台所であったことを示す痕跡が残されており、東長屋の東端の間は、茶所であった可能性があります。
 御坊格寺院の外側をめぐる施設が、現在まで残っている寺院は、西本願寺・東本願寺がその典型ですが、各地の御坊格寺院では、付属施設を完備していない寺院もあります。顕証寺の北側と西側の通りに面する東長屋、長屋門・附属西長屋が続き、寺内町の歴史的景観を残しています。
[八尾市指定文化財:平成18年3月20日指定]

けんしょうじ りょうわきついじべい
顕証寺 表門・両脇築地塀

顕証寺は、久宝寺寺内町に位置し、浄土真宗本願寺派で「久宝寺御坊」ともよばれています。表門は、境内の東側正面に位置し、屋根は切妻(きりづま)造、本瓦葺(ほんがわらぶき)の四脚門で、前後に軒唐破風を付けています。切妻造の本瓦葺の築地塀は、表門が築地塀に対し境内側に位置するために鍵の字に折れて表門両脇に付いています。
明治時代の建立と考えられていた表門は、建立年代を示す棟札の発見により、寛政元年(1789)の再建で、正徳六年(1716)に建立された本堂に続いて、本願寺直系の正統的な大工が、顕証寺表門を造作したことが明らかになりました。
 また、表門の棟梁は、寛政十年(1798)に再建された摂津富田の寺内町の中核寺院で「富田御坊」と呼ばれる高槻市本照寺の表門と同じ大工であることから、相互の関連性がうかがえます。
 享和元年(1801)の「河内名所図会」に描かれた顕証寺の伽藍と比較すると、本堂、表門、築地塀、長屋、長屋門、渡廊は現在の位置に見ることができ、顕証寺の外郭施設を構成する遺構として現存する表門と築地塀は、寺内町の御坊としての格式を示すとともに町並の景観に寄与しています。
[八尾市指定文化財:平成19年12月12日指定]

【12件中 1~5を表示しています。全3ページ】 1 2 3 次ページへ

このページのトップへ