生節ぶしの押しずし
春ごと(桜の時期から田植え前までの頃に皆で集まって会食する) や夏祭りなどのハレの日の一品で、
泉州では小エビや鯛などの身を用いる。
甘辛い生節の味が、ちょっとしたご馳走気分になる。
①2カップの米を炊き、酢大さじ3、砂糖大さじ1、塩小さじ1、酒15ccを混ぜる。
②200gの生節を切り身にして、砂糖大さじ1、醤油大さじ2、酒大さじ1、土生姜20g、みりん大さじ1でゆっくり煮る。
煮上がれば、実を取り出し、骨、皮を取り除いてほぐし、さらにそぼろ状になるまで煮詰める。
③すし飯を型に詰め、②の生節のそぼろをのせて型で押したものを分ける。
[2014/04/02 17:36:10]八尾辰夫
程よく甘辛く煮つけられた生節のそぼろが酢飯との相性が非常に良いです。
大阪では半夏生(夏至から数えて11日目にあたる日のこと)に、この押し寿司を食べる風習がありますので、食べた事無い人は時期を合わせて食べに来てはいかがでしょうか?