河内の丁稚ようかん
八尾では年末の餅つき時季に作る、お正月用のおやつ。
滋賀、京都、大阪など、近畿圏で広く見られるが、農村で手作りされるあまり上等でないようかんで、丁稚でも夜、懐から出して食べたのが由来とも言われている。
平たく蒸し上げるのは、懐に収めやすいから、とも。
3本分
①砂糖入り漉し餡500gに小麦粉50gをふるいながら入れる。
均一に混ざるようによくこねること。
②竹の皮を広げ、内側に180gの餡を、幅約10cm、長さ20cmに広げる。できるだけ均一の厚さに広げる。
③竹の皮幅を、きっちりと上下から折る。
裏返して左右もきっちり折り込む。
中央を竹の皮のひもでくくり、30〜40分強火で蒸し上げる。
[2014/04/02 17:23:22]八尾辰夫
甘さが控えめであっさりとした素朴な味わいなので、甘いものが苦手な人でも大丈夫です。
この丁稚ようかんを摘みながら八尾の街並みをぶらぶらと歩き回るのもオツなものです。