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神社・仏閣

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三十八神社入口

じょうりわりいこう(ふくまんじ)
条里割遺構(福万寺)

大化改新(六四五)のさいに行われた耕地の割り方である、耕地を東西、南北にそれぞれ六町四方に区画し、一辺を条、他の辺を里と名づけ、それを三十六等分し、その一つを一坪とした。一坪は一町歩にあたり、坪の数え方は、千鳥式と平行式があるが当地域では千鳥式である。この地福万寺や上ノ島には、今も味の一の坪、二の坪…という坪名が残っていて、古い条里制遺構の残る地として名高い。【出典『八尾市民教育委員会・八尾菊花ライオンズクラブ』史跡の道・説明石板】

*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。

石板(神光寺入口)

たかやすこふんぐん
高安古墳群

付近一帯に群集する古墳は六世紀後半を中心に築かれた古墳時代後期の横穴式石室墳である。 遺体を安置する奥の玄室(げんしつ)部とこれに通ずる羨道(せんどう)部とからなっている。 巨石を組んで石室を設け、土を盛り上げた円墳でほとんどのものが入口を南に開いている。 総数約二〇〇基を数えるこの古墳群は比較的古い時代の群集墳として著名である。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1981年)】
*古墳の数は調査した時期により異なります。

*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。

大窪・山畑7号 抜塚

たかやすこふんぐん おおくぼ・やまたけ
高安古墳群 大窪・山畑7号,8号墳

①大窪・山畑7号墳(抜塚):浄土宗来迎寺の墓地内の南側、現在地から右手に見える横穴式石室墳(ゆこあなしきせきしつ)です。トンネルのように、通りぬけることができることから、抜塚ともよばれています。現在、残っている部分は、羨道(せんどう)といわれる石室の通路部分です。羨道の長さは8m、高さは2.2mあります。本来はこの部分の北側、本堂寄りに、玄室といわれる棺(ひつぎ)を納めた部屋がありました。玄室は、長さ5~6m、幅3m前後と推定され、石室の本来の長さは、13~14m前後になると想定でき、高安古墳群中で最大級の石室の1つであったと考えられます。石室には、巨大な石材が使用されており、奈良県明日香村の石舞台古墳(いしぶたいこふん)と同じ時期、7世紀前半頃に造られた古墳と考えられます。
②大窪・山畑8号墳:墓地内の上手、来迎寺本堂寄りにある横穴式石室墳で、墳丘(ふんきゅう)はわかりにくくなっていますが、墓地に囲まれて石室が残っています。石室の全長は6.8m、玄室は、長さ4.4m、幅1.7m、高さ2.2mの石室です。小さめの石材を使用し、玄室の平面形状が縦長の長方形をしています。これらは、古いタイプの石室を示すもので、高安古墳群の墓造りが開始されてまもない頃、6世紀中頃に造られた古墳です。③大窪・山畑7・8号墳は、「高安千塚」(たかやすせんづか)ともいわれる高安古墳群の集中地域のなかでも、北側の大窪・山畑南支群内の古墳です。来迎寺墓地内に残されたこれらの古墳は、「高安千塚」を造った人々の力の大きさや、墓造りが開始された頃の石室のありかたを知ることのできる貴重なものです。【出典:『史跡の道・ステンレス製説明板』(八尾市教育委員会、2008年)】

*説明には一部現状と異なる場合がありま

入口

たかやすこふんぐん かいざんづかこふん・こうりがわ
高安古墳群 開山塚古墳・郡川2,3,3-B,4号墳

法蔵寺境内の山側の尾根には、開山塚古墳(郡川1号墳)はじめとする6世紀後半頃を中心に造られた横穴式石室墳が残されています。江戸時代に著された「河内名所図会」の法蔵寺境内の様子を描いた部分にもその姿が描かれています。これらは、八尾市の生駒西麓に分布する250基近い古墳からなる高安古墳群の一支群です。開山塚古墳という古墳の名称は、江戸時代に曹洞宗法蔵寺を開いた好山和尚の廟塔である清涼塔が、古墳の背後にあることから、名付けられたものです。石室の全長は、13mを測り、高安古墳群中、最大の両袖式の横穴式石室墳です。また、大森貝塚を発見した米国人の博物学者、エドワード・S・モースが、明治12年(1879年)に精密な図の作成を行うなどの調査を行い、欧米の学界にいち早く紹介した古墳でもあり、考古学の学史上も重要な役割を果たした古墳です。郡川2号墳、郡川3号墳、郡川3-B号墳、郡川4号墳は、開山塚古墳に比べると、小規模な横穴式古墳です。郡川2号墳は片袖式の、郡川3号墳は両袖式の横穴式古墳です。郡川3-B号墳は、郡川3号墳の墳丘裾で確認した無袖式の横穴式石室墳で、7世紀の初め頃のものです。郡川4号墳は、石室の全長が8m前後と考えられる横穴式石室墳です。開山塚古墳をはじめとするこれらの古墳は、高安古墳群の一支群のありかたを現代に伝える貴重な文化財として、平成16年度と平成17年度に八尾市指定史跡になりました。【出典:『史跡の道・ステンレス製説明板』(八尾市教育委員会、2006年)】

*石板の説明には一部現状と異なる場合があります。

石室

たかやすこふんぐん こうりがわ30ごうふん
高安古墳群 郡川30号墳

日蓮宗本照寺の境内にある6世紀後半の古墳です。両袖式の石室で、玄室の平面形状が正方形に近い形をしていることが特徴的です。(妙道窟としてお祀りされていますので、本照寺に声をかけてから、静かに見学してください。鳥居の奥の扉の中が石室です。)【出典:『やおの歴史遺産 高安古墳群を歩こう』(八尾市教育委員会、2008年)】

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