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11 久宝寺寺内町コース寺内町巡り

コースの説明

[久宝寺寺内町]
久宝寺は、戦国時代に寺内町として整備された、450年以上の歴史を持つまちです。
蓮如上人は、文明2年(1470年)の河内布教の際、「帰する者市の如し」といわれるほど帰衣する人が多かったので、この地に西証寺を建立しました。
西証寺は後に顕証寺と寺号を改め、天文10年(1541年)頃にこの御坊を中心として誕生した久宝寺寺内町は、多くの真宗門徒が集まって自治を行い、また商工業者も集まって経済的に繁栄していました。
また、江戸時代の絵図が残されており、昔のまちの構成を知ることができます。
寺内町は環濠と土居で囲まれ、まちへの出入りは6か所の木戸口から行われており、内部は東西に7本、南北に6本の道路が碁盤目状に走っていました。
このような町割りは現在もほぼ当時のまま残っており、貴重な歴史的遺産として注目されています。
また江戸時代から現代に至るまでのさまざまな様式の町家がみられ、社寺や土蔵、あるいは道標、地蔵堂、水路などが通りのアクセントとなってつくられる久宝寺の町並みは、450年以上の歴史を今に伝える生きた歴史の教科書といえます。

[久宝寺寺内町燈路まつり]
久宝寺寺内町とまちなみセンター(寺内町ふれあい館)の「大阪ミュージアム登録」を記念して、「寺内町燈路まつり」が開催されました。
450年の歴史あるまちなみが次世代に継承されるよう、そして、現代に脈々と引き継がれて保全整備された姿を、幻想的な「光の回廊」を通じて、多くの人々に感じていただこうと企画されました(平成21年、平成22年9月)。
灯ろうの作成には中学生が参加し、灯ろうや灯火カップを飾る書画は、次世代を担う子ども達が心をこめて描くなど、地域の皆様が一致団結して開催されました。

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